風俗嬢とお客さんは、お友達ではない。

いつものラブホテルの部屋に入り、

脱いだ薄手のダウンをハンガーにかけるようにボンッと雑に渡された。

もしかしたら、雑!に感じただけなのかもしれない。

お客さんのソファーの隣に座ろうとした瞬間に今度は、コップ!と偉そうに指図をされた。

偉そうに!感じただけなのかもしれない。

 

もちろん、そんな風に感じたことは全く出さずにいつもと同じように口角を少しあげ、ダウンをハンガーにかけ、

グラスを出してガラスのテーブルに音が出ないようにそっと置いた。

いつも持って来てくださる飲み物を入れるためだ。

 

お会いする前日に「ちょっとラインが多すぎるので返信を控えます。明日、よろしくお願いします。」と連絡をした。

いつものように駅で待ち合わせをしてお客さまの車に乗った。

乗った瞬間、いつもと違った空気を感じた。前にも別のお客さまの車で同じ空気を感じたことがある。

「ごめんね。」とお客さん。

「よくあることだから。」と私。

 

ここで終わってもらえるのが一番ありがたい。

ただ、ここで終わる方、お願いのラインをして「分かった。」とそれらについてもうお話をされない方は、そう多くはない。私がお客さんだったら、きっと分かった。と言いその後、その話はしないだろう。

 

お客さんは、ラインの内容がいけなかったのではないかと勘違いをされていた。

多分、弁解をしたかったのだろう。

そうではない。内容なんて私の中ではどうでも良かった。

お客さんと風俗嬢は、お友達ではない。

価値のある時間を提供することに対しての対価を頂いていると思っている。

もちろん、価値があるかどうかを感じるのはお客さまなのだから、もったいない。つまらない時間だった。というお客さまもいらっしゃるだろう。

それは、大変申し訳ないけれど全員に好かれることなんてありえない。

また他に自分に合う好みのタイプの女性を探して欲しいと思う。

 

私の提供をしている時間にお客さまとのお友達とするようなラインのやりとりまでは含まれていない。

最初は、お客さまもそんなつもりもないのだろう。

段々と会う回数を重ねるともっと相手のことが知りたい、自分のことを知って欲しいと思うのだろう。

 

今までにもそんなことは何度もある。写メ日記を読んだら、

「あの写真は、どこ?そこに行ってどうだったの?」

「自分は、こんなところに行って来たよ。こんなことを思ったよ。」と写真と一緒に送ってこられる方も結構いらっしゃる。もちろん、全部が嫌だと言っているわけではない。

何かタイミングよく嬉しいメッセージを頂いたり、綺麗な画像の写真をいただくこともあり、

それによって元気になったり、嬉しくなったり、優しい気持ちになれたりすることもある。

 

 

だんだんと回数も増え、お友達とするような内容にどんどん変化をしていくもあり、

そうなることが分からなくもないし、逆の立場だったら同じことを思うこともあるかもしれない。

 

以前通っているエステの女の子に食事に誘われたが話をそらし行かなかった。

彼女とは、今の距離感が私にとって居心地が良かったから。

食事をすることでもっと仲良くなれるのかもしれないけれど、彼女にとっても私にとっても仲良くすることでもしかしたら知らなくてもいいことを知りそれがきっかけで今後会うことが苦痛になる可能性もある。

お客さんである私に多少なりとも気を使っているのだろうと思うと、お休みの日まで気を使って欲しくなかった。

 

以前、別のエステの女性に聞いたことがある。

「お客さんと個人的に出かけたことはありますか?」と。

「今は、ありません。」と。

「なぜ?」

 

 

以前、出かけたこともあるけれど結局お客さんなのでお休みの日まで気を使うことが嫌になり、

また誘われても断りづらくなり、結局、断ることが多くなり疎遠になってしまった。と。

 

すごくわかる。人との付き合いは、すごく難しい。

居心地のいい距離感だったものがどちらかが一歩近ずいたりすることにより一気に居心地が悪くなることがある。

以前13年続いたこの方は、予約の連絡と確認、別れた後のお礼メールのみ。

それ以外には、たま〜にこちらが連絡をすると返信が来るだけだった。

もしかしたら、少し物足りないな。と思うこともあったのかもしれないがそれだからこれだけ長く続いたのだろうと思う。

 

ラインの返信を控えます。と送らせていただいたお客さまには、

何かに行き詰った時の対処法だったり、満足のできない私への課題の作り方の参考になるようなことを教えて頂けてありがたかった。

毎回お会いする時には、何かこちらが楽しめるように新しいことを考えて来てくださる方だった。

もしかしたら、これを書くことで終わってしまうかもしれないがあえて書かせていただいた。

 

名古屋でのお仕事最終日が終わった。

何人かの方から「東京まで行くよ。」とか「最後だとは思っていないよ。」と言って頂けた。

 

もちろん、嬉しい。

ただ人の気持ちは、何かの拍子に気持ちがガラッと変わることもある。

あんなに好きだったのにどうしてだろう。なんてことはよくあるし。

なのであまり期待をしないようにはしている。

 

それでもまた東京で会える方が何人かいらっしゃるととんでもなく嬉しいだろうなぁと今から思っています。

 

期待をしていないと言いながら期待をしているわがままなりのでした^ ^

 

 

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